インシュランスを使うか?
ブラックジャックのルールの1つに「インシュランス」というものがあります。
これは、「保険をかけますか?」という意味で、もし保険をかけていればディーラーが
ブラックジャックになった時に、ゲームにかけていた金額の半額が返ってくるありがたい
ルールです。
しかし、確率的に考えると「インシュランス」がプレイヤーにとって不利なルールだという
ことが分かると思います。
たとえばディーラーの2枚のカードのうち1枚が「A」だったとすると、もう1枚が「10・
J・Q・K」だのどれかだとブラックジャックになります。
これは、確率的には52枚中16枚。
つまり、16/52 ⇒ 4/13 ⇒ 約30%
約30%の勝率で、返ってくるのは半額なのです。
この数値を見る限り、プレイヤーにとってはまったく利用価値がないわけです。
もちろん、カジノゲームは「確率」だけでなく「運」の要素も非常に強いし、数回くらいの
プレイだと勝つ頻度は確率によらず偏るのが現実なので、そんなに考えることではありません
が、長くプレイしていくことを考えると、やはり「インシュランス」は使うべきではないな
と思います。